進化のダイナミクス―生命の謎を解き明かす方程式

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  • サイズ A5判/ページ数 333p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784320056657
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C3045

出版社内容情報

●内容
 生命は細胞から生態系にまで及ぶスケールで、外界と様々に相互作用しながら生存している。今日見られる全ての生物システムは、進化の結果生じてきた。進化は様々な要素が相互作用しながら発展する動的なプロセスであり、そのダイナミクスを生み出す仕組みを知ることが進化の関わる現象を理解することになる。数学は関係性を記述して構造を理解する特質をもつ。微分方程式や確率過程によって進化の動的なプロセスを表現し、現象の本質を理解することが可能である。

 本書は Martin A. Nowak の著書 “Evolutionary Dynamics”-exploring the equations of life-の日本語訳本である。著者はこれまでにエイズの根源であるHIV感染症や癌、そして言語に至るまで、進化のダイナミクス研究を通して多くの謎を解き明かしてきた。生物進化を理論的に研究するためによく用いられる進化ゲーム理論も、著者によって数多くの新しい研究の方向性が開拓されてきた。これら研究の最前線にあるトピックが、その第一人者でもある著者によって1冊の本に内包されている。このような刺激的な研究を多くの人々に伝えるよう、翻訳本を出版するに至った。

 まずは自然淘汰と突然変異を記述する進化の微分方程式から始まり、確率過程を用いた進化ゲーム理論の最新トピックに移る。最後にウィルス感染、発癌機構、言語など現実社会と密接に関係した問題に取り組み、進化のダイナミクスから現象の本質を理解出来るようになっている。

目次

進化とは
適応度地形と配列空間
進化ゲーム
ジレンマの虜になった人たち
有限集団
有限集団におけるゲーム
進化グラフ理論
空間ゲーム
HIV感染症
毒性の進化
癌の進化ダイナミクス
言語の進化
まとめ

著者等紹介

竹内康博[タケウチヤスヒロ]
1979年京都大学大学院工学研究科博士課程修了・工学博士。現在、静岡大学創造科学技術大学院・教授。専門は生物数学

佐藤一憲[サトウカズノリ]
1993年九州大学大学院理学研究科博士後期課程修了・理学博士。現在、静岡大学工学部・准教授。専門は数理生態学

巌佐庸[イワサヨウ]
1980年京都大学大学院理学研究科博士課程修了・理学博士。現在、九州大学大学院理学研究院・教授。専門は数理生物学、数理的手段による生物学の研究

中岡慎治[ナカオカシンジ]
2007年静岡大学大学院理工学研究科博士後期課程修了・理学博士。現在、科学技術振興機構合原複雑数理モデルプロジェクト・研究員。専門は生物数学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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デコボコ

2
13章は「言語の進化」について2016/04/25

Evolution

1
生物進化の理論的研究の第一人者であるNowak博士により,進化に関わる研究がわかりやすく紹介されている.2012/12/09

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