一般線形モデルによる生物科学のための現代統計学―あなたの実験をどのように解析するか

個数:

一般線形モデルによる生物科学のための現代統計学―あなたの実験をどのように解析するか

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月23日 23時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 335p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784320056398
  • NDC分類 461.9
  • Cコード C3045

出版社内容情報

●内容
 この本は,一般線形モデルを使ったデータ解析の基本的な原理をわかりやすく解説したものである.生命現象を扱う研究では,生物データに含まれる信号と雑音を分離し,信号部分の信頼性を共通の尺度で評価することは,結論を下すための必要な作業である.これを行うために,これまでt-検定,分散分析,重回帰分析等,様々な統計解析が開発されてきたが,一般線形モデルはこれらをまとめた統計解析であり,一つの概念体系の下で統一的にすべての解析を行おうとするものに他ならない.今日多用される様々なコンピューター統計パッケージソフトでも,このような個別の統計解析を異なる形式で取り扱っていたのは過去の話であり,すでに一般線形モデルの概念体系に従った共通のモデル式や命令文を基にしたやり方が標準的に整備されてきている.よって生物を材料にした卒業研究を予定する学部生,また大学院生,プロの研究者・技術者にとって,一般線形モデルの基本的な原理を学んでおくことは,自分のデータの統計解析のために欠かすことができない研究の一部であるといえるだろう.その点本書は,一般線形モデルについて,基本的な原理から始めてその応用的な取扱いまでを,わかりやすく丁寧に解説した教科書であり,入門書として最適である.本書の特徴の1つとして,数学的証明よりもむしろ幾何的な類似を用いて分散分析や回帰分析における変量の分解を説明している点は,数多くの統計学教科書の中でもユニークであり,特別な理解のしやすさを与えている.各章末に練習問題,巻末にその答えが丁寧に掲載されている.また,ウエップサイトに挙げられた補足では,Minitabをはじめとした主要な統計パッケージに対応した説明や練習用データも用意されている.


●目次
なぜこの本を使うのか
1章 分散分析への招待
2章 回帰
3章 モデル、母数、GLM
4章 2つ以上の説明変数を使う
5章 実験の計画-簡潔に行おう
6章 連続型変数とカテゴリカル型変数を混在させる
7章 交互作用-もっと複雑なモデルを扱う
8章 モデルの検査I:独立性
9章 モデルの検査II:さらなる3つの仮定
10章 モデル選択I:モデル選択の原理と実験計画
11章 モデル選択II:複数の説明変数をもつデータセット
12章 変量効果
13章 カテゴリカル型データ
14章 さらに向こうにあるもの
15章 練習問題の解答
復習 統計の基礎
付録1 p値の意味と信頼区間
付録2 標本平均の分散に関する解析学的な結果
付録3 確率分布
参考文献

目次

分散分析への招待
回帰
モデル、母数、GLM
2つ以上の説命変数を使う
実験の計画―簡潔に行おう
連続型変数とカテゴリカル型変数を混在させる
交互作用―もっと複雑なモデルを扱う
モデルの検査1:独立性
モデルの検査2:さらなる3つの仮定
モデル選択1:モデル選択の原理と実験計画
モデル選択2:複数の説明変数をもつデータセット
変量効果
カテゴリカル型データ
さらに向こうにあるもの
練習問題の解答

著者等紹介

野間口謙太郎[ノマクチケンタロウ]
1951年生まれ。1974年九州大学理学部数学科卒業。1978年九州大学理学部理学研究科数学専攻中退。専攻は数理統計学。高知大学理学部理学科教授・理学博士

野間口眞太郎[ノマクチシンタロウ]
1955年生まれ。1987年九州大学理学部理学研究科博士課程修了。専攻は行動生態学。佐賀大学農学部応用生物科学科助教授・理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bon Voyage

0
こちらも今後もお世話になるだろう一冊。 なかなか大変。2016/11/06

すぐる

0
2011/08/03

hetarency

0
Minitab、SPSSなどを用いた解析を前提に解説が成されているが、私はjupyter + pythonで手を動かしながら解説を追いました。多少、数値は異なりますが解説を理解する上では問題ないです。学部生レベルの教科書で分散分析の基礎さえ理解しておけば本書を読む上で数学はほとんど必要ないです。いくつか誤植(誤訳)がありますが、oup.comのresourcesを見れば気がつけます。2021/03/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/744870
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。