出版社内容情報
【解説】
免疫研究に携わる人々にとっては,複雑でしかも細分化して断片的にしか理解できなくなった免疫現象を系統的に理解する助けとなる。
【目次】
免疫系の発達・抗原受容体遺伝子の構造と発現・リンパ球の分化と分化誘導組織他
内容説明
本書は、免疫研究に携わる人々にとっては、複雑でしかも細分化して断片的にしか理解できなくなった免疫現象を系統的に考えるよすがとし、免疫研究の専門外の研究者にとっては生命科学の基本原理探求の一助となるものである。
目次
免疫系の発達―自然免疫系と適応免疫系の連携
抗原受容体遺伝子の構造と発現
リンパ球の分化と分化誘導組織
リンパ球亜群とその機能調節―NK細胞とNKT細胞
MHC分子群による抗原提示の機構
Tリンパ球における分化と活性化のシグナル伝達
Bリンパ球における分化と活性化のシグナル伝達
免疫系細胞によるアポトーシス
先天性免疫不全症の分子生物学
HIVとAIDS
インターフェロンと生体防御
生体防御系におけるサイトカインの作用機構
ウイルス感染と生体防御
黄色ブドウ球菌の感染と生体防御
がんと免疫
免疫系の破綻―自己免疫疾患
著者等紹介
谷口克[タニグチマサル]
1974年千葉大学大学院医学研究科博士課程修了。現在は千葉大学大学院医学研究科免疫発生学・教授・医学博士。専攻は免疫学。趣味はワインとゴルフ
谷口維紹[タニグチタダツグ]
1978年チューリッヒ大学大学院修了。現在は東京大学大学院医学系研究科免疫学講座・教授・Ph.D.。専攻は分子免疫学。趣味は音楽鑑賞、野球観戦(阪神ファン)教育・研究のモットーはいつもユーモアを忘れずに
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