出版社内容情報
《内容》 生命科学や生化学においてシグナル伝達というのは、特別な仕組みがあ
るわけではなく、生体物質の物理的ないしは化学的法則に従った運動や
反応がある連鎖になったときにシグナル伝達と呼ばれる。本書は、その
シグナル伝達の基本事項に重点を置き、わかりやすく解説。
《目次》
細胞増殖因子と受容体/Gタンパク質1―3量体/Gタンパク質2―低分
子量/Rhoと細胞骨格制御/プロテインキナーゼC/MAPキナーゼ1―総
論:分子および細胞レベル/MAPキナーゼ2―個体レベルでの解析/シ
グナル伝達による転写制御/アダプタータンパク質1―分子間相互作用
とタンパク質モチーフ/アダプタータンパク質2―Crkが教える情報
伝達のメカニズム/シグナル伝達と疾病/細胞の突起形成を調節するシ
グナル伝達経路―平面内細胞極性と神経突起の伸長
内容説明
本書では、シグナル伝達の基本となる事柄に重点を置き、どの分野の生命科学あるいは生物学の研究においても知っていれば、必ず役に立つ基本的知識をわかりやすく述べている。
目次
細胞増殖因子と受容体
Gタンパク質(3量体;低分子量)
Rhoと細胞骨格制御
プロテインキナーゼC
MAPキナーゼ(総論:分子および細胞レベル;個体レベルでの解析)
シグナル伝達による転写制御
アダプタータンパク質(分子間相互作用とタンパク質モチーフ;Crkが教える情報伝達のメカニズム)
シグナル伝達と疾病
細胞の突起形成を調節するシグナル伝達経路―平面内細胞極性と神経突起の伸長
著者等紹介
西田栄介[ニシダエイスケ]
1981年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院生命科学研究科・教授・理学博士
大野茂男[オオノシゲオ]
1980年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、横浜市立大学医学部第2生化学・教授・理学博士
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