出版社内容情報
【解説】
がんウイルスの一例としてヒトの扁桃腺に常住するアデノウイルスを,そして抗ウイルス・抗腫瘍作用をもつ化合物ダマバリシンを取り上げ,それらの研究成果とがんウイルス征服への可能性を私小説的に興味深く紹介。
【目次】
内容説明
ヒトの扁桃腺に常住しているアデノウイルスが、異種動物では“がん”を引き起こす不思議な現象をもとに、“発がん”遺伝子の発見へと研究者を導いた道すじを語る。また、これらの研究をもとに、“がん”を抑制する薬剤の開発の可能性を探ってみた。
目次
第1部 “がんウイルス”としてのアデノウイルス
第2部 抗ウイルス・抗腫瘍性の両面性をもつダマバリシンFc誘導体