内容説明
なぜ物質を小さくしていくと劇的に物性が変わるか?その原理・原則はどうなっているか?どうしたら粒子径と形が揃ったナノ粒子を調製できるか?どのような分野で応用が始まっているのか?物性が急変するクリティカルな寸法は?ナノ粒子の先にある研究分野は?など、ナノ粒子に対する素朴で的確な疑問に答えた。
目次
第1章 ナノ粒子とは?
第2章 物質の寸法を小さくすると何が変わるか?
第3章 ナノ粒子はどのようにしてつくるか?
第4章 ナノ粒子の構造
第5章 ナノ粒子はどのように利用されているか?
第6章 将来展望
著者等紹介
春田正毅[ハルタマサタケ]
1975年京都大学大学院工学研究科工業化学専攻博士課程修了。1976年通産省工業技術院大阪工業技術試験所研究員、工学博士。2001年独立行政法人産業技術総合研究所環境調和技術研究部門長。2005年首都大学東京都市環境学部材料化学コース教授。現在、首都大学東京大学院都市環境科学研究科分子応用化学域教授、大連化学物理研究所中国科学院特聘教授。専門は金ナノ粒子、触媒化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。