出版社内容情報
【解説】
マイクロコンポジットとは何か,その構造と形態,リアクティブプロセシング技術を用いた加工法,キャラクタリゼーションについて具体的に解説。
【目次】
マイクロコンポジットとは・マイクロコンポジットの構造と形態他
内容説明
本書では、まず最初にマイクロコンポジットとは何かを解説し代表例としてポリマーアロイと微粒子複合系を取り上げることにした。次に、微細構造制御の基本になるマイクロコンポジットの構造と形態について、その構造形成と制御を中心に界面、ミクロ相分離を含めて紹介した。また、加工で話題になっているリアクティブプロセシングを中心にマイクロコンポジットの作り方を具体的に解説した。このように進歩の早い分野では、実験室スケールでのみ実現するような材料が先走ってしまうことがよくあるが、リアクティブプロセシングは工業的規模で実現可能である良い例だからである。最後に、作成したマイクロコンポジットの構造、分子オーダーで相互作用、分子運動と物性など構造制御の基本となるキャラクタリゼーションについて具体例をいくつか示した。
目次
1章 マイクロコンポジットとは
2章 マイクロコンポジットの構造と形態
3章 マイクロコンポジットの作り方
4章 マイクロコンポジットのキャラクタリゼーション