出版社内容情報
【解説】
コンピュータ化学を包括的・系統的に記述するシリーズ全3巻。本書では,有機化合物の「自動」構造推定システム“CHEMICS”の全容を開発者自身が詳細に解説し,コンピュータによる化学構造解析手法の実用モデルを提示。
【目次】
内容説明
著者らが開発した構造決定システム“CHEMICS”をモデルに、化学物質のもつ特有値から部分構造を推定し、それらを集めて全構造を組立てる作業をコンピュータにどうやらせるかを解説。人間の行う構造決定とコンピュータの行うそれとを対比しつつ、化学人工知能への道を探る。
目次
第1部 化学構造の決定(構造決定第一・第二世代;構造決定第三世代)
第2部 有機化合物の自動構造推定システムCHEMICS(化学構造情報解析の自動化の方法;自動構造推定システムCHEMICS;2次元NMRスペクトルデータのCHEMICSへの応用;NOEデータのCHEMICSへの応用;記号論理を用いた赤外線吸収スペクトルの解析;未知部分構造推定のためのCHEMICSの改良;CHEMICSによる混合物推定;大量NMRスペクトルデータの知識化と構造推定への応用;CHEMICSの現状について)