出版社内容情報
【解説】
ポリマーアロイという呼び方で定着してきた多成分系高分子材料の研究・開発の現状と動向を概観。
【目次】
高分子合成化学とポリマーアロイ・相溶性・半相溶系の相分解・非相溶系の材料設計・構造材料への応用・機能材料への展開
目次
１ 高分子合成化学とポリマーアロイ
２ 相溶性（相溶性と混和性；相図と相溶性；水素結合的相互作用；相溶の窓）
３ 半相溶系の相分解（相図と相分解；スピノーダル分解の応用；反応を伴う相分解）
４ 非相溶系の材料設計（多相系アロイの界面；機械的混合；ブロック、グラフト共重合体；コンパティビライザー；ＩＰＮ）
５ 構造材料への応用（歴史的経緯；プラスチックアロイ；ゴム系アロイ）
６ 機能材料への展開（光とポリマーアロイ；制電性ポリマーアロイ；膜とポリマーアロイ；医用材料として）
７ アロイとしてのブロック、グラフト共重合体―合成化学的側面（ブロック共重合；グラフト共重合）
８ おわりに
