出版社内容情報
【解説】
【目次】
一般相対性理論・統一場理論(重力および電気の統一場理論・リーマン幾何学と遠隔平行性・重力および電気の統一場理論に対する新しい可能性・統一場理論・重力場および電磁場の統一理論・重力場理論の拡張他)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
8
重力場で遅くなる光の進路を計算した著者は、空間自体を重力場とし、その歪みを一つの数式で表現する。その式は、宇宙の膨張やビックバン等、様々な予想を生み出すが、本書はそんな未踏の領域への極めて高度であてどない彷徨が記される。三次元の一座標から四次元の2座標の変換へ、さらにあらゆる座標への拡張(一般共変性)を要請するこの式を巡って、著者は草案を書き換え続けるように数学的基礎をリーマン曲率に探り、水星の近日点移動から説明し、古典力学との違いを確認し、重力場と電磁場を複素数場から捉えようと試みる。(半年かけて読了)2022/01/14
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- 和書
- ふられて乾杯 角川文庫