内容説明
社会科はまぎれもなく転機に立たされている。それは、日本の民主主義教育が危機に立たされていることを意味する。本書は転機に立つ社会科の諸問題を具体的に解明し、読者と共に、民主主義教育の中核を担う社会科を守り発展させる方向を模索することを意図してまとめてみた。
目次
1 教育はどう変えられようとしているか―社会科解体の背景(教育改革は世界的潮流;日本の教育改革;教育改革の具体化)
2 社会科はどう変えられようとしているか(社会科解体を軸にした改革構想;「現代社会」の必修はずし;社会科解体後の一つのモデル『新編日本史』;生活科の登場)
3 社会科40年の実践が築いたもの(歴史教育の再建から社会科歴史の構築へ;平和で民主的な日本を)
4 いま社会科はどういう転機に立たされているか
5 一つの社会科改革試案の提起
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