パーソナルソフトウェアプロセス技法―能力向上の決め手

Ｈｕｍｐｈｒｅｙ，Ｗａｔｔｓ Ｓ．【著】/ソフトウェア品質経営研究所【訳】/松本 正雄【監訳】

共立出版（1999/05発売）

• サイズ B5判／ページ数 511p／高さ 27cm
• 商品コード 9784320029293
• NDC分類 007.63
• Cコード C3041

出版社内容情報

【解説】
大規模ソフトウェア開発に必要な個人レベルのソフトウェア工学のスキルを身につける道案内となる書であり，学習項目には正確な計画の立て方，計画の正確性の予測をどう立てるか，計画に対する実績の把握の仕方などが記してあり，欠陥管理法，設計やコードのレビュー方法，設計テンプレート，プロセス分析方法などをどう使えばよいかを知ることができる．

本書の演習問題を通して，個人能力の向上はどうすればできるか，個人のプロセスの改善をするにはどうすればいいかを実践的に習得できる．

【目次】
1.パーソナルソフトウェアプロセス戦略
2.ベースラインパーソナルプロセス
3.計画立案Ⅰ－計画立案プロセス
4.計画立案Ⅱ－ソフトウェア規模の測定
5.計画立案Ⅲ－ソフトウェア規模の見積もり
6.計画立案Ⅳ－リソースとスケジュールの見積もり
7.パーソナルソフトウェアプロセスの測定
8.設計とコードのレビュー
9.ソフトウェア品質管理
10.ソフトウェア設計
11.パーソナルソフトウェアプロセスの規模拡張
12.設計の検証
13.ソフトウェアプロセス定義
14.パーソナルソフトウェアプロセスの活用
付録Ａ．パーソナルソフトウェアプロセスのための統計的方法
付録Ｂ．ソフトウェア設計表記
付録Ｃ．パーソナルソフトウェアプロセス（ＰＳＰ）の内容
付録Ｄ．パーソナルソフトウェアプロセスの演習問題

目次

パーソナルソフトウェアプロセス戦略
ベースラインパーソナルプロセス
計画立案（計画立案プロセス；ソフトウェア規模の測定；ソフトウェア規模の見積もり；リソースとスケジュールの見積もり）
パーソナルソフトウェアプロセスの測定
設計とコードのレビュー
ソフトウェア品質管理
ソフトウェア設計〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kaizen@名古屋de朝活読書会]

個人の作業を測定し、統計的に扱えるものは処理し、改善を図る。演習では１９本のプログラムを記述。確率分布として正規分布、t分布、カイ二乗分布。参考文献、索引豊富。

2015/06/11

[kazuo_kashiwabara]

入社2,3年目で、PSPの演習をやった。成長するために、重要な考え方、プラクティスがたくさん示されている。業務の中で実践できるように、PMは、プロジェクト運営をすべき。工数計測には、TimeTrackerを使うのが便利。