出版社内容情報
【解説】
人工知能の分野で使われるロジック(論理)をコンパクトにまとめた。高度な内容を入門的に解説。
【目次】
様相論理とダイナミック論理・非単調推論の意味論・時間論理と人工知能・ファジィ論理とエキスパートシステム他
内容説明
本書は、非標準論理の人工知能(Artificial Intelligence)への応用に関する、初等用テキストあるいは参考書として用いられることを意図したものである。本書では、また、人工知能の研究者にとって専門的素養として役立つような、計算機科学の主要分野への非標準論理の応用についても述べている。
目次
序(非標準論理;計算機科学と非標準論理;人工知能と非標準論理;古典1階論理)
様相論理とダイナミック論理(様相論理;様相論理の計算的解釈;簡単なプログラミング言語;ダイナミック論理;知識と行動の理論)
3値論理と計算的解釈(序論;3つの3値論理;単調性;厳密性)
直観主義論理:Martin‐L¨ofの型理論(直観主義;論理記号の直観主義的解釈;型理論の言語;判断と推論規則;プログラミング言語としての型理論)
非単調推論の意味論(非単調推論;非単調様相理論;非単調推論理の直観主義的基盤;部分モデルと不完全な情報;自己認識論理)
時間論理と人工知能(序論;時間論理;2つの事例;事象と瞬間;時間論理と仕様および検証)
ファジィ論理とエキスパート・システム(ファジィ化;ファジィ集合論;多値論理;ファジィ論理;エキスパート・システムにおけるファジィ論理とファジィ集合論)
他の論理と将来の展望(他の論理;展望)