目次
第1章 算術の基本定理
第2章 整数の合同
第3章 平方剰余の相互法則
第4章 2次体の整数環
第5章 2次体における素因数分解
第6章 2次体における素イデアル分解
第7章 イデアル類群とその応用
第8章 付録
著者等紹介
青木昇[アオキノボル]
1985年東京大学大学院理学研究科博士課程退学。現在、立教大学理学部数学科教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しんすけ
9
本ではなく、辞書と云ったほうが良い。本であることを期待していた身には辛い体験ともなってしまった。 ぼくが数学大好き人間であるがためにその辛さは痛切なものだ。こんな書き方をする本が多いから、数学嫌いを増やすのだ。それが辛さを増幅するのである。数学(算数)は子供のころから大好きだった。なかでも素数を中心に扱う整数論は今でもその耽美的世界に恍惚とすることが多い。 例えば「奇数を二乗して8で割ると余りは必ず1になる」といわれる。 2019/06/13
むらさき
2
ヒャッホウ読み終わりましたー 自分にとってはなかなか歯応えのある本でしたー 2次体の整数環を定義してイデアルの話から具体的にどういう問題に関わってくるのかを知れる一冊 証明の間のギャップはほとんど無くてしっかり振り返りながらやっていけば内容を終えるようになっています。 でも、おすすめはしないかも イデアル論がやりたくなった2016/06/29
しょんぼり
1
現代版初等整数論講義と言った感じ。こちらは連分数や二次形式には触れてませんが、高校生でも読めるし、価格も安いので数学に興味のある高校生、大学一年生に良いのではないでしょうか。2013/03/11
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