出版社内容情報
●内容
本書は,多次元データ解析法に関する基礎的な考え方を解説し,同時にその理論とデータ分析の方法について述べたものである。さらに,データ解析環境であるR言語でのこれらの手法の使い方を解説している。本書の対象となる読者は,データ解析の基礎を学ぼうとするすべての方々である。
取り上げたデータ解析法は,線形回帰モデル,判別分析法,ロジスティック回帰モデル,主成分分析法,対応分析法,因子分析法,正準相関分析法,多次元尺度法,クラスター分析法である。基本的なデータの扱い方,R言語の基礎事項を確認してから本編に入っている。本書はこのシリーズの中では最も基本的な手法を扱い,これらの手法をしっかり身につけるために,丁寧な解説をしている。
目次
統計学の基礎的事項
Rの基礎的コマンド
線形回帰モデル
判別分析法
ロジスティック回帰モデル
主成分分析法
対応分析法
因子分析法
正準相関分析法
多次元尺度法
クラスター分析法
著者等紹介
中村永友[ナカムラナガトモ]
1963年生まれ。1995年国立総合研究大学院大学数物科学研究科統計科学専攻修了。専攻、統計科学、計量分析学。現職、札幌学院大学経済学部・総合教育センター教授、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さそ
0
R関連本2冊目。各種解析法について数学的な解説がついており、一定レベル以降はややおなか一杯になった。対応分析/正準相関分析/多次元尺度法はまるまる飛ばした。しっかり前提からRを触りながら勉強できて良かったが、データが入手不可能なものもあり、手を動かすことがメインの目的だったのでやや物足りなかった。利用する分析手法が決まった際に立ち戻る本としては良いと思う。2017/07/02
ぬばた
0
長々読ませておいて『この解析手法は汎用性に乏しく、使っている人はまず居ないはずだ』はないんではないでしょうか?(꒪▽꒪;)2015/04/01
-
- 和書
- 谷間の悠久