出版社内容情報
【解説】
計算科学のなかで大きな比重を占める常微分方程式、すなわち独立変数が一つである微分方程式について、数値シュミレーションの方法を、入門からやや高度なレベルまで通論した本邦初の書。例・図・表を通じて読者の理解が進むように努めた。また、C言語によるプログラムを掲載し、少なくとも計算科学の規模の小さい問題にはすぐ適用して結果が検討できるように配慮した。
【目次】
常微分方程式と離散変数法の基礎・ハミルトン系の解放・遅延微分方程式の解法・確率微分方程式の解法
内容説明
計算科学のなかで大きな比重を占める常微分方程式、すなわち独立変数が一つである微分方程式について、数値シミュレーションの方法を、入門レベルからやや高度なレベルまで通論。叙述はできるだけ平易を心がけ、例・図・表を通じて理解ができるよう、またC言語によるプログラムを掲載し、計算科学の規模の小さい問題にはすぐ適用して結果が検討できるようにした。
目次
第1章 常微分方程式と離散変数法の基礎(微分方程式によるモデリング;離散変数法の収束性と安定性 ほか)
第2章 ハミルトン系の解法(常微分方程式の力学系;ハミルトン系 ほか)
第3章 遅延微分方程式の解法(一つの定数遅延を含む方程式の解法;連続ルンゲ・クッタ法 ほか)
第4章 確率微分方程式の解法(確率微分方程式概説;数値解法の基礎 ほか)
著者等紹介
三井斌友[ミツイタケトモ]
1969年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。現在、名古屋大学大学院情報科学研究科教授・理学博士
小藤俊幸[コトウトシユキ]
1986年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。現在、電気通信大学電気通信学部助教授・工学博士
斉藤善弘[サイトウヨシヒロ]
1992年名古屋大学大学院工学研究科博士課程満了。現在、岐阜聖徳学園大学経済情報学部助教授・博士(工学)
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