出版社内容情報
【解説】
本教科書は、理工系(機械・航空工学系、電子工学系、物理系)の大学生を対象に、ベクトル解析の基礎と応用を平易に述べたものである。主として数学系以外の学生が「道具としてのベクトル解析」を習得するために、「スカラー場」「ベクトル場」「ベクトルの微分」などの概念について具体的なイメージがもてるように内容と論理構成を工夫し、力学、電磁気学、流体力学への応用例もふんだんに取り入れた。
【目次】
ベクトルとは?・ベクトルの基本的な性質・ベクトルの積・点,直線,平面・ベクトルの微分・曲線・スカラー場とベクトル場・曲面・線積分と面積分・ベクトル場の積分定理
内容説明
本書は、理工系(機械・航空工学系、電子工学系、物理系)の大学生を対象に、ベクトル解析の基礎と応用を平易に述べたものであり、その用途としては、講義用教科書と学生の独習用教材の両方を想定している。各項目の具体的な説明手順は、岡山理科大学と岡山大学において著者らが担当している講義内容に基づいているが、多くの学科(機械・航空工学系、電子工学系、物理系の各学科)での利用を想定して、力学・電磁気学・流体力学への応用例をふんだんに取り入れた。
目次
第1章 ベクトルとは?
第2章 ベクトルの基本的な性質
第3章 ベクトルの積
第4章 点・直線・平面
第5章 ベクトルの微分
第6章 曲線
第7章 スカラー場とベクトル場
第8章 曲面
第9章 線積分と面積分
第10章 ベクトル場の積分定理
著者等紹介
丸山祐一[マルヤマユウイチ]
1983年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。1983年工学博士。現在、岡山理科大学工学部助教授
喜多義範[キタヨシノリ]
1971年九州大学大学院工学研究科博士課程単位修得退学。1974年工学博士。現在、岡山大学工学部助教授
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