出版社内容情報
【解説】
理工系向けに将来学部へ進級した際に必要となる線形代数のエッセンスを懇切丁寧に解説。数多くの例題・演習問題を解きながら,「なるほど!」という理解に達することができる。本文2色刷り。
【目次】
行列とその演算・行列の基本変形・行列式・ベクトル空間と線形写像・固有値問題・演習問題の解または略解
内容説明
本書は、主として、大学理工系における“線形代数”のテキストとして作られたものである。
目次
1 行列とその演算(ベクトル;行列 ほか)
2 行列の基本変形(行列の基本変形;ベクトルの一次独立性 ほか)
3 行列式(面積・体積と行列式;行列式の基本性質 ほか)
4 ベクトル空間と線形写像(ベクトル空間;基底と次元 ほか)
5 固有値問題(固有値・固有ベクトル;行列の対角化 ほか)
著者等紹介
小寺平治[コデラヘイジ]
1940年東京都に生れる。1969年東京教育大学大学院数学専攻博士課程単位取得。現在、愛知教育大学教授。専攻は数学基礎論・数理哲学
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感想・レビュー
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葉
0
非常に読みやすい内容となっている。図解による説明が中盤まで多く、像や核固有ベクトルに関してはわかりやすく理解できた。基底変換あたりから自分が弱いことがわかった。シュミットやユニタリーなどは再度勉強が必要。少し古いが他に良い本がなければ購入しようと思っている。2014/06/20
ぷーしー
0
数学の教科書は公式のみ記述があり、具体例がないために理解しにくいことが多々ある。しかし本書は実際に数字を用いての例をのせていたり、練習問題も多い。よって数学が苦手な人や独学したい人に向いていると思う。2012/02/08