出版社内容情報
【解説】
確率論に関する古典の中では、数学的に見て最も著名な、最も画期的な著書のはじめての邦訳。
【目次】
母函数算法・確率の一般理論・解説―確率論の発展
内容説明
確率論の一般的な方法と結果とを紹介するのがこの本の目的であるが、その理論の中でももっともデリケートな、もっとも困難な、同時にもっとも有用な諸問題を特に取扱う。なかんずく努力したのは大数の事象を考えたときの原因と結果の確率を決定すること、および事象がくり返されてゆくにつれてこの確率が近づいてゆく極限移行の法則を研究することである。
目次
第1編 母函数算法(母函数について;きわめて大きな数の函数である式の近似法の理論)
第2編 確率の一般理論
解説 確率論の発展―Laplaceの「確率の解析的理論」によせて