出版社内容情報
宇宙食の誕生から現在のISSで利用されている宇宙食までを詳細に解説。
1.我が国の食品業界の総力をあげて開発した「宇宙日本食」の開発秘話から将来まで
2.宇宙食のために開発された技術が私たちの食生活をどう変えてきたのか
フリーズドライ食品、レトルト食品、衛生管理技術を実用化
3.今後の食生活に影響を与える技術も宇宙食にそのヒントがあった
災害対応食、介護食、機能性食品
4.未来の宇宙旅行への提言
植物工場、3Dプリンターによる食品の製造
1 宇宙食の歴史
1.1 黎明期
1.2 宇宙食の歴史に革命をもたらしたアポロ計画
1.3 スペースシャトルの時代
1.4 国際宇宙ステーションの時代
1.5 宇宙日本食の誕生
1.6 国際ワーキンググループ
2 宇宙食に求められる条件
2.1 宇宙環境が身体に与える影響
2.2 ISS ミッションにおける宇宙飛行士の栄養要求
3 NASA アポロ計画で導入された食品加工技術
3.1 レトルト殺菌技術
3.2 凍結乾燥による保存技術
3.3 総合衛生管理(HACCP)
4 現在の宇宙食
4.1 NASA の宇宙食
4.2 ロシアの宇宙食
4.3 中国の宇宙食
4.4 その他の国の宇宙食
5 日本の宇宙食(宇宙日本食)
5.1 『宇宙日本食』誕生まで
5.2 宇宙日本食のコンセプト
5.3 宇宙日本食の認証基準
5.4 日本独自のパッケージの開発
5.5 ラベリング
5.6 宇宙日本食認証のためのJAXA 分科会
5.7 開発された宇宙日本食
6 日常生活に生きる宇宙食の技術
6.1 災害食
6.2 介護食としての利用
6.3 機能性食品としての利用
7 未来の宇宙食
7.1 火星探査飛行に対応する技術開発
7.2 3D プリンター活用
7.3 植物栽培
おわりに
面白くて役に立つ(コーディネーター西成勝好)
索引
目次
1 宇宙食の歴史
2 宇宙食に求められる条件
3 NASAアポロ計画で導入された食品加工技術
4 現在の宇宙食
5 日本の宇宙食(宇宙日本食)
6 日常生活に生きる宇宙食の技術
7 未来の宇宙食
著者等紹介
田島眞[タジママコト]
1971年東京大学大学院農学研究科博士課程修了、農学博士。現在、実践女子大学名誉教授・学長
西成勝好[ニシナリカツヨシ]
1971年東京大学大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学、理学博士(1976年)。現在、湖北工業大学特別招聘教授・大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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