京都大学デザインスクールテキストシリーズ<br> デザイン学概論

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京都大学デザインスクールテキストシリーズ
デザイン学概論

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  • サイズ B5判/ページ数 260p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784320006003
  • NDC分類 757
  • Cコード C3340

出版社内容情報

 インターネットと無線通信が地球の隅々まで覆い,世界中のあらゆる活動がネットワーク化され,相互に依存するようになりました。手のひらに載るスマートフォンをデザインするチームは,世界を覆うサービスプラットフォームを同時に考えなければなりません。つまり,製品をどう作るかではなく,またその製品単体がどう使われるかでもなく,社会のシステムやアーキテクチャをどうデザインするかが求められています。このように,デザインは異なる領域の専門家が協働すべき新たな課題となりました。

 世界に目を転じると,これまでの技術では解決が困難な問題に溢れています。環境,資源,経済,人口,災害などは,どれをとっても個々の専門では解決できません。1つの問題が他の多くの問題とかかわる複合的な課題に対応するには,異なる専門を理解し,自らの専門を深めると共に,異なる専門を理解し実践の場で協働ができる人材が必要です。つまり,深い専門に根ざしたデザインコンピテンシー教育が求められています。

 京都大学デザインスクールが編纂する本テキストシリーズでは,そのような社会的要請に応えるデザイン概念を定式化し,デザイン学の確立を目指します。新たなデザイン概念を踏まえて,デザインの対象,方法,行為,方法論のあり方を検討し,より良い未来の創造に資するデザイン学を展望します。

第1巻「デザイン学概論」では,デザイン学の基礎,方法,実践について解説します。


第1部 デザインの基礎

第1章 デザイン学の基礎理論

第2章 デザインと認知


第2部 デザインの方法

第3章 人工物のデザイン

第4章 情報のデザイン

第5章 組織・コミュニティのデザイン

第6章 フィールドの分析


第3部 デザインの実践

第7章 サービスデザイン

第8章 アーバンデザイン

第9章 ヘルスケアデザイン

第10章 教育のデザイン

第11章 防災のデザイン


第4部 デザインスクール

第12章 デザインワークショップの設計

第13章 フィジカルプロトタイピング

第14章 デザインスクールの設計

石田 亨[イシダ トオル]
編集

目次

1 デザインの基礎(デザイン学の基礎理論;デザインと認知)
2 デザインの方法(人工物のデザイン;情報のデザイン;組織・コミュニティのデザイン;フィールドの分析)
3 デザインの実践(サービスデザイン;アーバンデザイン;ヘルスケアデザイン;教育のデザイン;防災のデザイン)
4 デザインスクール(デザインワークショップの設計;フィジカルプロトタイピング;デザインスクールの設計)

著者等紹介

石田亨[イシダトオル]
1976年京都大学工学部情報工学科卒業。1978年同大学院修士課程修了、同年日本電信電話公社電気通信研究所入所。1993年京都大学工学部情報工学科教授。現在、京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Moloko

1
京都大学デザインスクールで教えられている内容が分かることを期待して読んだが、だいたい期待通りであった。システム工学的なことはこの一冊で理解することは難しいと思うが、デザインに関してどのようなアプローチかを理解するには役立った2018/05/22

km

1
7章:サービスデザインについて読了。サービスを、「体験」という主観性で捉えるのではなく、「複数主体での共創」という相互主観性として捉える提案。「提供者が価値を示し、客がその提示された価値に見合うように背伸びをする」という意味で、「サービスは闘いである」と主張するのは興味深い。例えば、スタバではトールなどの所見ではわかりにくい言葉を用いて、それがわかる客だけを相手にするという、いわば客を試し選別を行っている。この提供者が示した価値に応えられる客はどこかで優越感や満足を得ると主張される。2016/08/17

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