出版社内容情報
エコな天然素材として注目される,うるし(漆)の物理・化学の性質を,材料学の立場から一般の材料技術者,工芸家のためにまとめたもので,これまでに伝承されてきた技術,知識に科学的根拠を与えるとともに,これからの漆の利用,漆工芸の作成に十分に活用されると考えられる。
1.うるし(漆)の概要
2.漆膜の性質
3.漆膜の劣化
4.接着剤としての漆
5.色彩
6.漆と微生物
付録 漆データ
目次
第1章 うるし(漆)の概要
第2章 漆膜の性質
第3章 漆膜の劣化
第4章 接着剤としての漆
第5章 色彩
第6章 漆と微生物
著者等紹介
小川俊夫[オガワトシオ]
1940年千葉県市川市に生まれる。1967年~1985年横浜国立大学大学院工学研究科修士課程修了。宇部興産株式会社枚方研究所勤務。(この間京都大学稲垣博教授およびミシガン分子研究所(米国)のH.Elias所長の下で高分子のキャラクタリゼーション等の研究に従事)1985年金沢工業大学教授。専門分野、高分子材料学。漆に関しては28年間の研究歴あり。「漆を科学する会」「漆を語る会」会員。現在、金沢工業大学名誉教授、工学博士(京都大学、1976年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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