内容説明
「平成初期の大改革」といわれる今日の大学改革。果たして、我が国の大学は変わったのだろうか。ほぼ10年にわたる大学改革を総点検する。
目次
第1章 大学改革の背景(大学改革の歴史的必然性;臨教審の設置と規制緩和 ほか)
第2章 大学教育改革の実際(基準の大網化とカリキュラム改革の全体動向;教養部改組と組織改革 ほか)
第3章 制度の弾力化と高等教育再編(高等教育システムの弾力化方策;学位取得へのバイパス化 ほか)
第4章 大学入試改革と臨時定員制(受験競争の緩和策と入試制度改革;多様な入試改革―「募集」から「確保」へ ほか)
第5章 大学構造改革と評価の時代(大学の管理運営改革;大学改革から大学評価の時代へ)