内容説明
本書は、失敗を重ねながら長年にわたり、児童・生徒と共に学び、蓄積してきたものを「発声法と合唱指導法」の具体例としてまとめたものである。本書では形式上それぞれの領域に分けて示しているが、専門的な知識や技術には走らず、小学生や中学生でも理解できるようなイラストを多く取り入れ、それをイメージ化させることにより指導が容易にできるよう配慮した。また、各項目を1ページに限定することによって、必要な部分だけを取り出せるように便宜を図った。
目次
1 発声指導のポイント(姿勢;ブレス(呼吸)
ひびき
発音・口形・表情
アラカルト)
2 楽しい合唱への導入
3 合唱指導の理論とテクニック
4 発声指導のために
付録 合唱曲によく出てくる音楽用語
著者等紹介
竹内秀男[タケウチヒデオ]
青森県生まれ。日本音楽学校卒業、東京学芸大学大学院(派遣留学)。昭和40年より公立小・中・高等学校教諭、管理職、教育委員会指導主事を歴任。昭和58年よりNHK全国学校音楽コンクールおよびTBS子ども音楽コンクールで通算10回(合唱部門)の全国優勝を果たす。1985年世界アマチュア合唱コンクール(西ドイツ放送協会/ARD主催)第2位。西ドイツ放送協会より指揮者賞、青森県褒賞、第13回デーリー東北賞受賞。本人の指導により学校・団体が、第37回東奥賞、第38回河北文化賞を受賞。現在、活水女子大学音楽学部教授。文部省検定、小学校・中学校「音楽」教科書著者(教育出版)。日本音楽教育学会会員、日本教材学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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