哲学のある教育実践―「総合的な学習」は大丈夫か

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784316369600
  • NDC分類 375

内容説明

「総合的な学習」の指導、さかのぼって、「自ら学び自ら考える力」の教育は、特に、教授学的に見て、底の深い問題である。したがって、この指導や教育の実践を支え、方向づけるセオリーの構築と提示こそが、教育研究者が果たすべき最大の役割である。本書において強く訴えているのは、教師が「筋道を立てて構造的または体系的」に考える、とらえる、取り組むということ。それは、ただ単に思考や理解のまとまりを重視するというのではなく、その底には、今後の教育の在り方を提示した審議会の諸答申や学習指導要領、さらにこれらの解説や紹介などについて、教師一人一人がもっと「主体的に受け止め、展開してほしい」ということである。本書で取り上げた内容は、第十五期中教審第一次答申が出された平成八年以降、それらの内容について、著者がさまざまな機会に述べたことと、平成四年度から七年度までの四年間、総合化されて新しく発足した茨城県教育研修センターの所長として、所員や現職教員に対して行った講義・講話の内容をもとにしてまとめたものである。

目次

1 「総合的な学習」は大丈夫か
2 「生きる力」の教育は風化しないか
3 これからの学校像―生きる実感のある学校
4 「哲学のある教育実践」の探究―私の教育研究を貫くもの
5 若い教師論
6 教育目的における不易と流行―茨城の「本県教育の目標」考察