出版社内容情報
ヒトらしさを生む臓器として、古くからからさかんに研究がつづけられてきた「脳」。しかし解明されていないことはまだまだ多く、脳は「人体最後の秘境」ともいわれています。
脳には約1000億個もの神経細胞が集まっています。神経細胞は電気信号を使って互いに情報を伝えあい、天文学的な規模の情報ネットワークを構築しています。私たちの思考、感情、そして身体の動きは、脳がコントロールしているのです。
本書では脳の基本的なしくみをはじめ、記憶や感情、意識に焦点を当て、脳についてやさしく解説します。また脳と機械をつなげる最先端の技術や、おそろしい脳の病気とその治療法についても、最新の研究成果を交えながら紹介しています。
脳に関する正しい知識は、日常生活でも役立つにちがいありません。ぜひ本書を通して、私たちの脳のすぐれた機能とその奥深さを実感してください!
内容説明
記憶をつかさどる海馬とは?意識や感情はどこで生まれる?
目次
第1章 脳は人体の最重要パーツ
第2章 謎多き記憶のしくみ
第3章 脳で生まれる喜怒哀楽の感情
第4章 意識の正体とは何か
第5章 脳の解読はできるのか
第6章 おそろしい脳の病気
著者等紹介
河西春郎[カサイハルオ]
東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構特任教授・主任研究者。1957年、北海道生まれ。東京大学医学部医学科卒業。専門は細胞生理学、神経生理学。現在の研究テーマは、大脳の認知機能とシナプス可塑性(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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senyora
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