出版社内容情報
最近,これまでとはちがう気分や感覚がつづいている,昔から「変わった人」だといわれることが多い,仕事や勉強が手につかないほど,のめりこんでいるものがある……。これらが気持ちや性格によるものなのか,それとも「心の病」なのか,気になる人も多いでしょう。
私たちの心(精神)は複雑なうえに,とても繊細です。「ストレス社会」といわれる昨今,
子供から大人まで,心を病んでしまう可能性をだれもが抱えています。
長年の研究により,心の病がおきるしくみや治療方法は,徐々に解明されてきました。この本では,心が原因とされるさまざまな病気について,症状の見分け方から治療法までを,わかりやすく紹介していきます。正しい知識や,よりよい対処法を身につけましょう。
内容説明
ストレス、不安、依存症…現代社会に広まる心の問題。その原因や対処法を知ろう。
目次
1 「うつ病」ってどんな病気?(憂うつ気分が長くつづくときは要注意!;日本人の15人に一人がうつ病を経験する? ほか)
2 身近にひそむ「依存症」(「やめられない」状態におちいってしまう!;依存する対象はさまざま ほか)
3 「発達障害」とは何か?(10人に一人が発達障害?;発達障害は大きく三つに分けられる ほか)
4 心の病はたくさんある(不安で不安でパニックになる「不安障害」;特定の行動をくりかえす「強迫性障害」 ほか)
5 心の病の治療方法(カウンセリングって、何をするの?;問題のある行動を修正する「行動療法」 ほか)



