出版社内容情報
「相対性理論」は,その名を知らない人はいないほど,とても有名な理論です。しかし,むずかしそうだと感じる人も多いのではないでしょうか。
相対性理論は,時間と空間の不思議な性質や,重力の正体を解き明かす理論です。現代の物理学や宇宙の研究に欠かせないだけではなく,地図アプリに利用される「GPS」など,私たちの身近なところにも活用されています。
この本では,わかりやすい絵や図をふんだんに用いて,相対性理論をゼロからやさしく紹介します。
天才物理学者アインシュタインが柔軟な発想力で生みだした,おどろきの理論を存分にお楽しみください。
内容説明
アインシュタインが発見したおどろくべき宇宙のしくみ。時空と重力の正体を徹底解説。
目次
1 「相対性理論」とは、どんな理論だろう(発端は、アインシュタインが16歳のときの疑問;特殊相対性理論は、時間と空間についての理論 ほか)
2 光に関する大発見(速度は、見る人の立場によって変わる;光の速度は、どんなに勢いをつけても変わらない ほか)
3 時間と空間はのびちぢみする(なぜ、「のびちぢみする」といえるのか?;光速に近づくほど、のびちぢみが大きくなる ほか)
4 重力の正体は時空のゆがみ(「万有引力の法則」は、万能ではなかった;エレベーターの中で感じる力は、重力と同じもの ほか)
5 相対性理論から生まれた現代物理学(エネルギーと質量は同じもの;太陽はだんだん軽くなることで輝く ほか)