出版社内容情報
目をつぶってストップウオッチで10秒ぴったりで止める,そんな遊びを一度はしたことがあるのではないでしょうか。意外と時間の感覚はあてにならないものです。時間は当たり前のように流れていきます。しかし,時間について考えてみると,さまざまな疑問が浮かびます。たとえば,なぜ楽しい時間はあっという間に過ぎるのでしょうか。なぜ時間は過去から未来へと,一方向にしか流れないのでしょうか。時間にはじまりや終わりはあるのでしょうか。時間とは,いったい何なのでしょうか。この本では,心理学や生物学,物理学といったさまざまな視点から,時間の正体にせまった一冊です。謎だらけの不思議な「時間」の世界をぜひお楽しみください。
内容説明
時間の流れとは何か。ほんとうに存在するのか。謎多き時間の正体にせまる。
目次
1 心で感じる時間(楽しい時間はあっという間;大人になると、時間を短く感じるワケ ほか)
2 体が決める時間(ヒトの体がもつ、約24時間のリズム;「時をきざむ分子」が存在する! ほか)
3 時間の正体を考えよう(2500年以上つづく問い「時間とは何か」;古代の時計は天体の動きを参考にした ほか)
4 時間の流れとは何だろう(どちらが過去で、どちらが未来か;時間はなぜ、過去へと流れないのか ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
都人
2
理解は不可能だが、読む分には最高に面白い。2023/08/08
kanzu
1
読みやすく書かれているが、内容は私には難しい。 より正確な時計ができた、のような記述があったが、比較するのは何と?時間が測定者によって違うなら、絶対的な時間なんて無いじゃん。じゃあ、何と比較して、何百年に何秒しか狂わない、何て言えるのか?うーん、わからないや。2025/08/11
N
1
いつか時間を自在に操れる日が来るのか興味深い。巨人の肩に乗り続ければいつかはと期待。2025/03/31
北緯45°
0
4.0 とてもわかり易く書いてくれているのだけど まだ理解するにはじっくりと時間がかかりそう でも その時はおぼろげながらわかった気がするんだけどね また読まないとね2023/03/23
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