ニュートン新書<br> 暇と退屈の心理学

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ニュートン新書
暇と退屈の心理学

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  • サイズ B40判/ページ数 338p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784315526561
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0211

内容説明

今の時代、退屈になるとスマホで気を紛らわせようとしがちです。しかし「退屈」には人生を変える重要なメッセージが隠されていると知れば、スマホを見ている場合ではないかもしれません。本書は、最新の心理学研究をもとに、退屈が伝えるメッセージを読み解いて上手に生かす方法を教えます。また「そもそも退屈とは何か」「人はどのようなときに退屈を覚えるのか」「年齢や成長と退屈の関係」など、退屈にまつわるさまざまなトピックを紹介。本書を読むことで、退屈の秘密がわかり、すき間時間を成長につなげることができるでしょう。

目次

第1章 退屈とは何か
第2章 退屈が存在しない「ゴルディロックスの世界」とは
第3章 退屈が伝えるメッセージを生かす方法
第4章 年齢や成長と退屈の関係
第5章 退屈が私たちにもたらすもの
第6章 “究極の退屈”に関する研究
第7章 人生の意味を探し求めて
第8章 現代社会に広がる“退屈感染症”
第9章 至高の“フロー体験”

著者等紹介

ダンカート,ジェームズ[ダンカート,ジェームズ] [Danckert,James]
ウォータールー大学心理学科教授。認知神経科学者。退屈の心理学の専門家であり、注意に関する神経科学と脳卒中の予後の研究などを行っている

イーストウッド,ジョン・D.[イーストウッド,ジョンD.] [Eastwood,John D.]
ヨーク大学心理学科准教授。臨床心理学者。臨床家の育成に携わる一方、認知と情動の共通領域に関する研究を行っている

一川誠[イチカワマコト]
大阪市立大学文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。専門は実験心理学。学振特別研究員、ヨーク大学視覚研究センター博士研究員、山口大学工学部講師・助教授、千葉大学文学部准教授を経て、千葉大学大学院人文科学研究院教授、山口大学時間学研究所客員教授。体験される時空間の特性を中心に、人間の知覚認知過程や感性の特性について研究を行っている

神月謙一[カミズキケンイチ]
翻訳家。東京都立大学人文学部卒業。大学教員を17年間勤めたのち現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうり

3
退屈を感じないためには、やっていることに対しての主体感が必要。退屈と好奇心は動機づけという点では類似。優柔不断な人は傾向が強い。2024/06/21

Humbaba

2
単調な作業を延々と繰り返す。それに対して退屈を覚えるのは自然なことであり、退屈にならないようにするためには他のことを考えるしかない。しかし、他のことに注意を向けていれば本来やらなければいけない監視はうまくできなくなり、結果的にミスを犯してしまう。それを避けるためには自動化する以外に方法はないため、現在のラインの多くは自動化するという方法でこの退屈に打ち勝とうとしている。2024/04/25

文旦飴

1
この本で言われている「退屈」が示すものは、ふだん私が考える退屈よりももう少し広範な意味を持っているようだ。 ①単にやることがない、暇を持て余す状態、②やることはあっても単調で興味を持てない状態、③反対に難しすぎて理解できない、意味を見出せない精神的に疲弊した状態。 いずれの場合も主体的に興味や集中力を維持できない、ともすれば無力感を伴うもの。 ざっくり言えば虚無感あるいは無常感だし、究極的には自分の一生に意味などない、という人生の通奏低音からくるものである。(余談だけど通奏低音って比喩は誤用なんだって)2023/10/22

AKI

0
人間には「自分を取り巻く世界に没頭したい」という強い欲求がある。 退屈は行動を喚起する呼びかけであり、もっと深く世界と関わるためのきっかけである。 単調さとそれにともなう退屈を生み出すのは、「質」を犠牲にした「量」の増大。人間は、困難が少ないときか、困難が多すぎるときに、最も退屈する。 退屈を避けるためには、行動は私たちの欲求から生まれ、心を占有するものでなければならない。2023/07/03

YUYU

0
ゲームに熱中しているとき、自分にコントロール権があって、難易度も難しすぎず簡単すぎず、その世界に没頭している感覚になる。 退屈とはその対極で、操作がうまく効かず、難しすぎたり、簡単すぎたりしてその世界に没頭できない状態である。それは自分の持っているスキルがうまく発揮できていないレベルがあっていない状態でもあり、自分のスキルにマッチしたものに没頭したくなる。 スキルにマッチしたものに没頭することで、スキルがさらにあがり、生存に有利になる。 現代人は、その退屈を安易な方法で解消するがゆえに泥沼へとはまっていく2022/12/25

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