内容説明
今の時代、退屈になるとスマホで気を紛らわせようとしがちです。しかし「退屈」には人生を変える重要なメッセージが隠されていると知れば、スマホを見ている場合ではないかもしれません。本書は、最新の心理学研究をもとに、退屈が伝えるメッセージを読み解いて上手に生かす方法を教えます。また「そもそも退屈とは何か」「人はどのようなときに退屈を覚えるのか」「年齢や成長と退屈の関係」など、退屈にまつわるさまざまなトピックを紹介。本書を読むことで、退屈の秘密がわかり、すき間時間を成長につなげることができるでしょう。
目次
第1章 退屈とは何か
第2章 退屈が存在しない「ゴルディロックスの世界」とは
第3章 退屈が伝えるメッセージを生かす方法
第4章 年齢や成長と退屈の関係
第5章 退屈が私たちにもたらすもの
第6章 “究極の退屈”に関する研究
第7章 人生の意味を探し求めて
第8章 現代社会に広がる“退屈感染症”
第9章 至高の“フロー体験”
著者等紹介
ダンカート,ジェームズ[ダンカート,ジェームズ] [Danckert,James]
ウォータールー大学心理学科教授。認知神経科学者。退屈の心理学の専門家であり、注意に関する神経科学と脳卒中の予後の研究などを行っている
イーストウッド,ジョン・D.[イーストウッド,ジョンD.] [Eastwood,John D.]
ヨーク大学心理学科准教授。臨床心理学者。臨床家の育成に携わる一方、認知と情動の共通領域に関する研究を行っている
一川誠[イチカワマコト]
大阪市立大学文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。専門は実験心理学。学振特別研究員、ヨーク大学視覚研究センター博士研究員、山口大学工学部講師・助教授、千葉大学文学部准教授を経て、千葉大学大学院人文科学研究院教授、山口大学時間学研究所客員教授。体験される時空間の特性を中心に、人間の知覚認知過程や感性の特性について研究を行っている
神月謙一[カミズキケンイチ]
翻訳家。東京都立大学人文学部卒業。大学教員を17年間勤めたのち現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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