出版社内容情報
「理科」は,自然科学系の学科のことです。多くの人は,中学校や高校で,「生物」「化学」「物理」「地学」の,四つの分野を学んだのではないでしょうか。
中学校や高校で理科を学ぶのには,理由があります。それは,理科を学べば,私たちの身のまわりのものや現象が,よくわかるようになるからです。単に知識がふえるだけではなくて,物事を筋道をたてて考えられるようになります。そして理科は,最先端の科学の基礎でもあるからです。理科を「教養」として正しく身につければ,世の中の見え方が,きっと変わることでしょう。
本書は,中学校と高校で学ぶ理科の重要項目を,1 冊に凝縮したものです。生物,化学,物理,地学の,四つの章があります。どの章から読んでもかまいません。“ 最強に”面白い話題をたくさんそろえましたので,どなたでも楽しく読み進めることができます。ぜひご一読ください!
内容説明
中高の生物、化学、物理、地学が、この1冊で丸わかり!!
目次
1 生物―生命の進化としくみ(中高生物の全体像―生物の共通点と多様性を探る分野;進化―3000万種!進化が、多種多様な生物を生みだした ほか)
2 化学―物のなりたちと性質(中高化学の全体像―物質の性質を探り、材料を生みだす分野;物質の三態と温度―固体、液体、気体。物質は温度で変化する ほか)
3 物理―自然界の法則を探る(中高物理の全体像―物ごとの背景にある法則を探る分野;エネルギーの移り変わり―エネルギー、形が変わっても総量は変わらない! ほか)
4 地学―力強く活動する地球(中高地学の全体像―地球や宇宙でおきる変動を探る分野;活動する地球―地球の陸地や海底は、ずっと動いている! ほか)
著者等紹介
武村政春[タケムラマサハル]
東京理科大学教養教育研究院神楽坂キャンパス教養部教授。博士(医学)。1969年、三重県生まれ。名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。専門は、巨大ウイルス学、生物教育学
今井泉[イマイイズミ]
東邦大学教授。博士(教育学)。1961年、群馬県生まれ。東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科学校教育学専攻博士課程修了。専門は、科学教育、化学教育
和田純夫[ワダスミオ]
元・東京大学大学院総合文化研究科専任講師。理学博士。1949年、千葉県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。専門は、理論物理
縣秀彦[アガタヒデヒコ]
国立天文台准教授、国際天文学連合国際普及室相談役。博士(教育学)。1961年、長野県生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻修了。専門は、理科教育、科学コミュニケーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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