内容説明
本書は哲学を学ぶ学生はもとより、哲学に興味をもつ人になら誰にでも価値ある1冊です。哲学の主要なテーマや基本的な概念について、わかりやすく解説しています。本書で扱っているテーマは、アリストテレスやゼノからデカルト、ウィトゲンシュタインまで、西洋哲学の全領域に及びます。また、図解や参考文献を豊富に収録し、各章の最後には哲学の歴史について概観できるコラムも掲載。この本を読むことで、古今の哲学の主要な思想、理論をすっきりと理解できます。この本を読み終えるころには、次のような質問に答えられるようになるでしょう。真実とは何か?知るということはどういうことか?どうすれば道徳的に生きられるか?人は自由意志をもつのか?
目次
哲学とは何か
真理
論証
存在
知識
精神(心)
人格
思考
言語
価値
倫理
社会
自然
超越性(神)
著者等紹介
ギブソン,ピーター[ギブソン,ピーター] [Gibson,Peter]
英文学の学位を得たのち、哲学で三つ(ロンドン大学バークベック校ほか)の学位を取得。博士論文では形而上学を扱うも、近年は主に、幅広い哲学の知識が世界を向上させるという確信のもと、広範かつ多様な哲学領域を整合して一つの統一体にする方法を探究し、研究結果を一覧化してウェブサイト(philosophyideas.com)に掲載している。家族は妻と息子。ロンドン近郊に在住
上野正道[ウエノマサミチ]
上智大学総合人間科学部教授。山東師範大学、西北大学客員教授。一般社団法人東アジア教育研究所所長。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専門は教育学
屋代菜海[ヤシロナミ]
大阪府立大学総合科学部哲学専攻卒業。イギリス・バース大学院通訳翻訳科ディプロマ取得。4年間ロンドンなどで暮らしたのち、翻訳会社勤務を経て翻訳者に。書籍、広告、特許の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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