出版社内容情報
元素の性質や原子構造を理解する強力なツールとして,近代化学の発展に大きな役割を果たしてきた周期表。1860年代初頭にロシアの化学者ドミトリー・メンデレーエフによって作成されたこの画期的な表によって,化学元素の本質をさらに深く理解できるようになっただけでなく,当時未発見だった元素の特性を正しく予測することも可能にしました。
本書は,118の元素が発見された経緯や性質,実用例などをわかりやすく解説。こぼれ話を交えながら楽しく読み進められるため,元素のことがゼロからわかる入門書としても最適の1冊です。
※本書は2021年発行『118元素 全百科』をニュートン新書として発行したものです。
内容説明
元素の性質や原子構造を理解する強力なツールとして、近代化学の発展に大きな役割を果たしてきた周期表。この画期的な表は、1860年代初頭にロシアの化学者ドミトリー・メンデレーエフによって作成されました。これにより、化学元素の本質を深く理解できるようになっただけでなく、未発見の元素の特性を正しく予測することも可能にしました。本書は、118の元素が発見された経緯や性質、実用例などをわかりやすく解説。こぼれ話を交えながら楽しく読み進められるため、元素のことがゼロからわかる、入門書として最適の1冊です。
目次
原子番号1~56(水素;ヘリウム ほか)
ランタノイド(ランタン;セリウム ほか)
原子番号72~94(ハフニウム;タンタル ほか)
原子番号95~118(アメリシウム;キュリウム ほか)
原子番号119以上
著者等紹介
ラッセル,ジェームス・M.[ラッセル,ジェームスM.] [Russell,James M.]
ケンブリッジ大学で哲学の学位を取得。哲学や科学など、さまざまなジャンルの本の執筆や編集を手がけている。ノースロンドン在住
森寛敏[モリヒロトシ]
中央大学理工学部応用化学科教授。九州大学大学院総合理工学府量子プロセス理工学専攻(博士後期課程)修了。自然科学研究機構分子科学研究所理論・計算分子科学研究領域の客員教授も務める。専門は量子化学に基づく機能性分子設計
中井川玲子[ナカイガワレイコ]
国際基督教大学卒。ミネソタ大学社会学部修士課程修了。シリコンバレーのベンチャー企業や日系企業でハイテク企業とのビジネスに携わった後、翻訳家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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