出版社内容情報
自動運転
内容説明
自動運転、自動翻訳、そして、世界チャンピオンをも倒す囲碁マシン。これらを可能にした人工知能の飛躍的な進化をもたらしたのが、人間の脳を模した「ディープラーニング」という技術です。私たちの生活に変革を起こしつつある、人工知能やディープラーニングは、いかにして開発され、そして発展してきたのでしょうか。本書は人工知能やディープラーニングの開発の歴史から、仕組み、特徴などを詳しく解説しています。人工知能の基本的な知識を身につけたいと考える方に最適な1冊です。
目次
第1部 新たな着想による知能(機械学習の台頭;人工知能の復活;ニューラルネットワークの夜明け ほか)
第2部 さまざまな学習方法(カクテルパーティー問題;ホップフィールド・ネットワークとボルツマンマシン;誤差逆伝播法 ほか)
第3部 テクノロジーと科学への衝撃(機械学習の将来;アルゴリズムの時代;チップス先生こんにちは(Hello,Mr.Chips) ほか)
著者等紹介
セイノフスキー,テレンス・J.[セイノフスキー,テレンスJ.] [Sejnowski,Terrence J.]
ソーク生物学研究所フランシス・クリック教授、カリフォルニア大学サンディエゴ校特別教授。オバマ政権の革新的先端ニューロテクノロジーによる脳研(BRAIN)イニシアティブの諮問委員会のメンバーを務めた。神経情報処理システム(NIPS)財団の理事長
銅谷賢治[ドウヤケンジ]
沖縄科学技術大学院大学(OIST)神経計算ユニット教授。東京大学卒業、博士(工学)。東京大学工学部助手から1991年にアメリカ・サンディエゴに移り、ソーク研究所などで脳科学を学ぶ。1994年、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)主任研究員、2004年、OIST先行研究代表研究者、2011年、開学とともに教授、研究担当副学長に就任。自ら行動を学習するロボットの開発と、脳の学習の仕組みの研究を行う
藤崎百合[フジサキユリ]
高知県生まれ。名古屋大学の理学系研究科にて博士課程単位取得退学。科学に関する書籍の翻訳を手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。