内容説明
200万年前から現代まで、料理の進化をたどる!アメリカの大人気料理番組『アメリカズ・テスト・キッチン』の科学監修者として活躍していたガイ・クロスビー博士が、歴史と科学の観点からひも解く「おいしい」の秘密。
目次
第1章 料理の進化(200万年前~1万2000年前)
第2章 農業の始まりと調理の革命(1万2000年前~1499年)
第3章 初期の科学が料理に創造性をもたらす(1500~1799年)
第4章 料理の技術に原子の科学が取り入れられる(1800~1900年)
第5章 近代科学が料理のアートに革命を起こす(1901年~現在)
第6章 調理の科学に火がついた
第7章 よい食品と悪い食品、そして調理科学の未来
著者等紹介
クロスビー,ガイ[クロスビー,ガイ] [Crosby,Guy]
ハーバード大学公衆衛生学部の栄養学准教授。博士。料理のマルチメディア『クリストファー・キンボールのミルクストリート』とテレビ番組『アメリカズ・テスト・キッチン』の科学監修者としても従事
石川伸一[イシカワシンイチ]
宮城大学食産業学群教授。博士(農学)。東北大学大学院農学研究科修了。専門は分子調理学
清水玲奈[シミズレイナ]
ジャーナリスト・翻訳家。東京大学大学院修士課程修了(表象文化論)。1996年渡英、パリ暮らしを経て現在ロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
33
表紙が気に入って借りてきましたが、写真や図式のない教科書みたいな作りでちょっとがっかり。「料理」がいつ始まったか、という部分はいま色々な説と状況証拠が見つかっているはず。もっと具体的な話を読みたかったかな。卵の調理に油を使う時と水を使う時では同じ温度でもどう違うか。小麦粉がこねているうちにどう変化するか。もっともっとこういう情報を歴史と合わせて紹介してくれたらワクワクしたかも。2022/02/20
yyhhyy
2
前半は農耕・家畜の歴史、中盤は熱、後半は分子と食に関連する化学について、過去のエピソードやレシピをはさみながら紹介。体系的というよりは読み物という感じ。2021/08/22
Riko
1
図書館で借りた2021/03/11
くらーく
1
文字多すぎ。ニュートンプレスで出している翻訳本だけど、ニュートンで編集しなおして欲しい。2021/02/17
高橋直也
0
図書館の本。大学の講義のような内容、しかも文字が多く写真はそれほど説明ではない。料理の写真がないのでレシピを読んでも料理のイメージがわかない。2021/03/13