感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海(カイ)
12
《ASDの項目を乱読》『世界初のASDの治療薬ができる日もそう遠くはなさそうです。』と書いてあって、喜んでいいのかちょっと悩んだ。コミュニケーション苦手だけど、音に過敏でつらい時が多いけど、いまの自分が嫌いなわけじゃないから。また後日、熟読する。2021/03/07
れい
6
【図書館】2020年12月発行。この時点で、ミラーニューロン仮説は否定されているが、腸内フローラが良くなれば症状が落ち着く研究結果も出ている。診断される人が増えているのはDSMの改訂と関係があると私は思っている。著作ではそうではないとのことだったけれど、診断基準が変われば変動が起きて当然だと思われる。2021/01/21
月と星
3
★★★★さすがニュートン。シンプルで凝縮されているから,理解しやすい。オールカラー。オキシトシン研究に期待します。2022/07/13
ケン五
3
最新の情報をコンパクトにまとめてあって、しかも絵や写真などが綺麗でとても読みやすい。各種研究や論文の所は、別にネットなどで調べたりして、少し突っ込んでみた方が背景や反対意見などが分かってなお面白い。発達障害研究はどんどん進むので、定期的に最新の情報をまとめてくれるような冊子があるとありがたいです。2021/08/13
Nori
1
人類の数%は存在する発達障害の人々。 読書に勤しむ人の中にも、他者と上手く関係を築けなかったり、色んな物事に注意が散ってしまったり、幼い頃にじっと座っていられなかったりした人はいるんじゃないかな。 私は10代の頃、丸一日教室にいられなかった。 成長に伴って、周囲と何とか協調することを学びとり、社会から弾き飛ばされないで生きることができているのは、偶然に過ぎないのではないか、と強く思う。良くも悪くも一般に認知されるようになった発達障害に、本人・周囲がどう善処するのか、本書がそのとっかかりにはなるだろう。2021/03/03