内容説明
微分積分、三角関数、無理数、平方根、円周率…。数学用語は無機質でとっつきにくく、知らず知らずのうちに苦手意識を持ってしまう人も多いでしょう。しかし、それらの用語に秘められた物語を知れば、数学にはとても大きな魅力があることがきっとわかるはずです。原始時代の単純な数の数え方から、現代の緻密な数学理論にいたるまで、どのような発展の道すじをたどったのか。そこには数学に情熱を注いできた人びとの奮闘の歴史があります。数の世界に人生をかけた偉大な数学者たちのストーリーをお楽しみください。
目次
はじめに 数のマジック
第1章 数の始まり
第2章 数を使う
第3章 形の世界
第4章 丸くなって
第5章 魔法の公式
第6章 無限をつかまえる
第7章 数と働き、数と遊ぶ
第8章 数の死
第9章 証明せよ
著者等紹介
ルーニー,アン[ルーニー,アン] [Rooney,Anne]
ケンブリッジ大学トリニティカレッジで学位と博士号を取得。ヨーク大学、ケンブリッジ大学で教鞭をとったあと、著述業に転身。子ども向けの科学読み物や科学史、テクノロジー、歴史、哲学の分野で多数の著作がある
吉富節子[ヨシトミセツコ]
関西学院大学文学部英文科卒。アパレル、医療機材メーカー等に長年勤務した後、2012年より翻訳者に転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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