出版社内容情報
神道の真髄は,多彩な神霊への認識と〈鎮魂〉の行法にある。古伝山蔭神道を伝承する著者が,秘伝をまじえて,一般にもわかる古神道のエッセンスを説いた,格好の神道入門。
内容説明
深遠なる霊学から“鎮魂”の行法まで古神道を伝承し発展させてきた著者が新時代へ向けてその奥義を易しく語る。
目次
第1章 神道とは何か
第2章 神社とは何か
第3章 禊ぎの思想
第4章 祓いの思想
第5章 古神道の霊学
第6章 古神道の他界観
第7章 神霊のさまざまな世界
第8章 鎮魂の行法
第9章 正しい神との交渉のために
第10章 新しい時代の信仰へ
付 山蔭神道の行法・祝詞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nemunomori
2
初心者向け古神道入門。「神道とは何か」からはじまる解説は、仏教やキリスト教との比較を挟みつつ、とても分かり易い。「禊ぎ」「祓い」の章では、記紀神話の世界が生き生きと語られて興味深い。教祖も教義も戒律も偶像も持たない大らかで奥深い古神道。これが日本人が古代から大切にしてきた信仰なんだと思うと、聖域を訪れたように気持ちが晴れ晴れとした。2014/06/03
ひろつそ
1
基本的な考え方がわかりやすく解説されていて為になった。とりあえず大神呪ぐらいは暗唱できるようになっておきたいと思った。2015/05/13