内容説明
古代ギリシャから現代に至る西洋哲学のすべてがわかる!
目次
序章 吟味された人生
第1章 何があるのか
第2章 神はいるのか
第3章 人間であるとはどのようなことか
第4章 何を知ることができるか
第5章 どう生きるべきか
第6章 良い社会をつくるには
終章 結局どこにたどりついたか
著者等紹介
ルーニー,アン[ルーニー,アン] [Rooney,Anne]
ケンブリッジ大学トリニティカレッジで学位と博士号を取得。ヨーク大学、ケンブリッジ大学で教鞭をとったあと、著述業に転身。子ども向けの科学読み物や科学史、テクノロジー、歴史、哲学の分野で多数の著作がある
青木滋之[アオキシゲユキ]
中央大学文学部教授。博士。1974年、神奈川県生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学人間・環境学研究科博士課程修了
原田美也子[ハラダミヤコ]
上智短期大学英語科卒業。予備校や英語塾の講師、家庭教師として英語を指導。現在は翻訳者として幅広い分野の翻訳に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じじちょん
3
人生、イデア、神の存在、真理、運命予定説、倫理、それぞれテーマを立てて、哲学者たちの思想を分かりやすくまとめている。 自画像などカラー資料も多いし、哲学者たちの名言、21グラムの話など、要所々にネタが散りばめられていて、哲学を知るのに歴史書やたくさんの本を読まなくても、大筋が分かる図鑑になっている。2020/07/02
you
0
図書館で。ざっと哲学者の名前や考えを知ることが出来た。2023/02/14
Yasuyuki Kobayashi
0
斜め読みで目を通してみた。 世界の著名な哲学者が網羅されてはいるが、体系的な 説明が欲しかった。2020/11/19
jackbdc
0
子どものときから図鑑が好き。オヤジになっても変わらない。この本もサイズが大き目、写真・イラストが豊富、テキストは編集のメリハリが効いている。ページをめくるたび、何故かワクワクする。内容面では、章立てのテーマ分類が秀逸。この本では、各論レベルでは深いところまで踏み込んでおらず、あっさりとした考察に留まっているが、それが読みやすさに役立っていると感じた。第6章「良い社会をつくるには」には考えさせられた。自戒として、「良い社会」の考察の際に、定義付けを怠らないようにしなければ、と思った。2020/10/10