ＭＦ文庫Ｊ お願いだから、あと五分！〈３〉

境 京亮【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2013/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 259p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040661629
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

コトハとの出会いで一変した俺の日常。だが、コトハの安眠枕になる日々にも随分慣れた。ギクシャクしていた蓬子と悠里さんの関係もケンカする程仲良くなったし、コトハの方は、羽島の宣伝のために嫌々ウェディングドレスを着せられたりしている。そんな騒々しくも微笑ましい日々の中、俺は十年ぶりに幼馴染みの睡蓮寺永遠と再会する。彼女は売り出し中のアーティスト“蓮”として、ＣＤデビューを果たしていた。裏切ってしまった初恋の相手との再会に俺は気が気じゃない。ところが彼女はそのことを覚えていないようで…。過去と未来の想いが交錯する、安眠系ラブコメ第三弾！

著者等紹介

境京亮［サカイキョウスケ］
第８回ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞にて佳作を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[える]

一旦完結。発売が延期になっていたのは、絵師さんが入院されていたからか。無事3巻が出てくれて良かった。▼今回は幼馴染みで主人公の初恋相手が登場し、敵対する話。そして、コトハが覚醒する話。ストーリーとしてすごい盛り上がるものではないが、二人の絆･仲間との絆を温かく見守れる作品で、好きな作品。今回も色々あったが、最終的にちゃんとコトハを選んでくれたので良かった。今回、一旦完結とのことなので、スピンオフみたいなのを考えてるのかな？出るのなら読みたいと思う。

2013/12/28

[まるぼろ]

個人的にはこの先の展開が読みたいところなのですが、寂しいですけど取り敢えずの完結と言う事です。今巻は幼い頃に優一がしでかしてしまったある罪についてケジメの付け方と過去に縛られて生きるより未来に生きようと言う事について。今巻に出てきた永遠については仕方ないとは言え損な役どころだなぁ･･･とｗ それとまぁ確かに人間誰しも理解できない、共感できない物については出来うる限り遠ざけてしまおうと考えてしまう物なのかもしれないなぁなどと思ったりもしました。この作品はかなり好きな作品でした。また新作などでも期待します。

2014/01/06

[Ency [L-N]]

ある日コトハ達と買い物に出掛けた優一は、初恋の人である睡蓮寺永遠と突然の再会を果たし…、3巻最終巻でした。続刊を大分待つ事になったと思ったら最終巻だった…。コトハさんをはじめヒロインズは可愛かったし、優一と繰り広げる掛け合いも良かったのにー。まあでも、続いたとしても等比級数的にヒロインが増えていく事になるであろうここのレーベルの特徴を考えると、これで終わりで良かったのかもしれんが。今巻相対した能力者は「催眠」の使い手だったが、「未来予知」の対極にある能力という設定（嘘と真実という考え方）は興味深いな、と。

2014/01/12

[藤崎]

能力者大盤振る舞いなのに事件は小ぢんまりな日常系超能力ストーリー、３巻にして一応の完結。今回は主人公に過去からの使者が。そしてまた不遇幼馴染ですかと。いえまぁ、完全にエロ担当にされてたおっぱいさんよりはマシでしょうけど。見えないものは確かめられず、曖昧だから不確かで。だから不安で、けれど捨て去ることもできなくて。そんな忘れがたい宝物を抱えた・・・完全にヒロイン設定なのに不遇。メインヒロインではないことはかくも過酷な道なのか・・・ともあれ、不思議と強く共感できる情動が好ましいシリーズでした。次回作も期待です

2013/12/23

[なっけー]

1巻打ち切りじゃないだけマシだけど残念な終わり方や…。キャラかわいいし5巻くらいは出て欲しいなぁと思ってたのでここで〆は…。 あんま売れなかったのかな？

2014/02/06