内容説明
記憶や感情はどうやってつくられる?脳のしくみがゼロからわかる!!
目次
イントロダクション
1 脳の主役は神経細胞
2 謎に満ちた記憶のしくみ
3 感情は脳で生まれる
4 体の動きも脳しだい
5 おそろしい脳の病気
著者等紹介
久保健一郎[クボケンイチロウ]
慶應義塾大学医学部准教授(解剖学)、明治学院大学、東京慈恵会医科大学非常勤講師。医師、博士(医学)。愛媛県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。専門は神経科学、解剖学、精神医学。現在の研究テーマは、脳形成の分子細胞メカニズムとその破綻による病態の解明(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
104
「ニュートン式超図解 最高に面白い‼︎」シリーズは初。別冊ニュートンの「脳とは何か」を持っていたので、改めてこちらは必要なかったかも。と、思いつつも、逆の順番だったらありだと思います。別冊ニュートンの内容から、主だった項目に絞り込み、更に文章量も削ぎ落として、そしてそこにコラムを差し込んでいる感じなので。興味がありながら無知な分野にはそうしよう。 脳にしてあげられること。新しい刺激を常時提供したいです。新しいことを知って面白いと思ったり、素敵なストーリーに感動したりは、きっと大切なこと。(❛ᴗ❛)✧。2021/03/20
アキ
83
やっぱり脳は面白い。人体はまだわからないことだらけ。そのなかで特に脳に関しては秘境と呼ばれる程。脳の重要性に気づいたのは古代ギリシャのヒポクラテス。そこから脳の研究がすすんだのはゴルジとカハールが論争した19世紀後半頃から。アルツハイマー病の研究の過程でわかってくる脳の機能や仕組みが今後もあるだろう。人間の脳を研究するのに、人間の脳を使って科学的に行うには対象化が必要である。そのため自意識を知ることには限界があるんだろうな。2021/03/09
ミライ
35
人間の「脳」に関して、そのしくみから、感情や記憶はどのように作られるのかまでを解説した一冊(わかりやすいイラスト付きで図鑑ライクな作品)。脳の各部位の名称・しくみから、さらに細かい神経部分の構造、記憶がどこに書き込まれて貯蔵されているか、感情を司る部位はどこかまで事細かに解説されている。「どこを切断しても、再生してよみがえる生物プラナリアを使った脳の実験」や「電気刺激で脳をドーピングする事例」など脳に関するコラムがいくつか紹介されていて、知らないことも多く勉強になった。2020/06/13
たまきら
25
脳についての基礎知識から研究の歴史、有名なエピソードが一冊で楽しめます。このシリーズ本当に楽しい!2021/07/23
ちょ
1
これから脳科学を勉強しようという方にはオススメです。図も多く、本自体も薄いので、気軽に手に取れるのではないでしょうか?2021/12/03