内容説明
高校3年間の化学のエッセンスがこれ1冊ですべてわかる!!
目次
イントロダクション(化学とは、物質の性質を調べる学問;スマホには、レアな元素がたくさん使われている ほか)
1 世界は原子でできている!(通常の物質は、「原子」でできている!;原子は、原子核と電子でできている ほか)
2 原子が結びついて物質ができる(原子のつながり方には3種類ある;電子を共有して強く結びつく「共有結合」 ほか)
3 身のまわりにあふれるイオン(「イオン」とは、電気を流すと動く粒子;原子とイオンのちがいは、電子の数にある ほか)
4 現代社会に欠かせない有機物(炭素原子が生みだす物質を調べる有機化学;19世紀、有機物は徹底的に分解された ほか)
著者等紹介
桜井弘[サクライヒロム]
京都薬科大学名誉教授。薬学博士。1942年、京都府生まれ。京都大学薬学部製薬化学科卒業、同大学院博士課程修了。専門は、生物無機化学、代謝分析学。現在は、子供から大人まで幅広い世代に元素や化学の面白さを伝える活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋色
7
高校時代、理系クラスなのに化学で転んだ私でも理解できた。化学にとても苦手意識があったけれど、もったいなかったなぁと思って、この本を手に取った。身の回りのことに絡めつつ平易に書かれているので、わたしと同じように学生時代に化学が苦手だった社会人や現役の高校生が読むといいと思う。懐かしさを感じながら化学を思い出せたし、学生の当時こうやって覚えていたら、もっと理解が定着したのになぁと感じるものもたくさん。他にも「虚数」「物理」など色々シリーズで出ているので、読みたい。2020/12/05
ドルーク
6
ものごとの原理原則が分かるというのは面白い。子ども、学生の頃は「勉強」と思って構えたり、面倒なものという先入観が働いたり、苦手意識から敬遠したり。しかし、大人になって、働いて何年も経ち、世の中の情報、知らないことら増えていく一方。そんな時、基本、原則に立ち返りたい。今回は化学。物質の構造、原子、分子、電子の働きから、サビ、血液、電池から最新技術に至るまで、エッセンスを平易に学べる。元素の周期表、元素番号、これらの法則性も学ぶほどに強化され、面白い。2020/01/25
kuriko
2
読めば読むほどわからない…頭に浮かんでくるのは、高校の時の化学のセンセイの顔だけ。(汗)他の超図解シリーズは読んでてワクワクしたんだけど、どうしてだろう。こんなにも化学が苦手だったとは、自分でもびっくり。(???・・・いや、別に他の科目が得意というわけでは決してないのだけど、なんというか、ワクワクまで行けない。ふしぎだ。)2020/05/11
なおやん
1
高校化学レベルの教養を復習することができる。少しはかじったので「そうだね」と頷きながら読めたが、説明しようとすると難しい。こと教養というのはすぐに忘れてしまうので、時々で良いので読み返したい。2020/08/20
Hisashi Tokunaga
0
化学が好きになる道は遠いのかも?2021/02/05