内容説明
高校3年間の指数・対数が教えられるほどよくわかる!!
目次
1 対数を理解するための指数(観測可能な宇宙の大きさは、880000000000000000000000000メートル;原子核の大きさは、0.000000000000001メートル ほか)
2 対数と指数は同じものだった!(1等星と6等星の明るさは、100倍ちがう;地震のマグニチュード7と9、エネルギーは1000倍ちがう ほか)
3 指数と対数の計算法則(指数の法則1―累乗のかけ算は、足し算で計算;指数の法則2―かっこの指数は、指数をかけ算 ほか)
4 計算尺と対数表を使って計算しよう!(対数目盛りが計算尺のカギだった!;計算尺のしくみ―2×3の計算 ほか)
5 特別な数「e」を使う自然対数(金利の計算からみつかった不思議な数「e」;オイラーは、対数からeにたどりついた ほか)
著者等紹介
今野紀雄[コンノノリオ]
横浜国立大学大学院工学研究院教授。博士(理学)。1957年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業。専門は確率論。主な研究テーマは無限粒子系、量子ウォーク、複雑ネットワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
倒置
6
logについて分かりやすく書いています。2021/02/24
やん
5
数学が得意ではない私でも何とか理解できた。得意ではなかったけど嫌いではなくて、分からなかったことが分かるのはやっぱり楽しい。自然対数はまだまだ理解が及ばない。ちょっとずつでも学び直していこう。2020/10/28
mstr_kk
3
よくまあ「対数」をテーマに、一般向けの読み物を一冊作れたなあ、という感想に尽きます。そういう意味ではすごい本。2022/09/12
sekkey
3
指数との関係など基礎の基礎から紐解いてくれるありがたい一冊。コンパクトにまとめられていて読み切れる。2021/04/24
なおやん
2
米の話やマグニチュードの話、指数法則などの教養を学ぶことができる。その他にも面白い話が盛り沢山なので、思わず「へぇ〜」となってしまう。難しい話は一切ないので1時間半程度で読み終えることができる。2020/08/20