感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ntahima
34
最近の宇宙論を読んでいると、並行宇宙(パラレルワールド)、多重宇宙(マルチバース)、余剰次元、プレーンワールド、11次元のM理論など高次元時空に関する話題が花盛り。ここらで頭の中を整理するべく読む。一般書籍とは違いグラフィックが多用されており何かわかった気にさせてくれる。それにしても、4次元時空(3次元空間+時間)と4次元空間(3次元空間+4番目の空間次元/第5の次元)はネーミングが紛らわしい。最終章はランドール博士へのインタビュー。『ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く』が読みたくなるが653頁の枕本!2011/09/26
いおむ
5
次元の話はいつ読んでも非常にワクワクする。専門でなくても理解し易いように極力わかりやすいイラストで繰り返し説明してくれて、良い復習になりました。2016/11/27
こたた
4
次元についての認識を復習した。極力解りやすい説明と図解を用いている。しかし10年前の知識と照らし合わせても、本書には目新しい記述はなかったように思う。結局のところ私たちが認識できるのは四次元時空までであって、それより高次元のなりたちを認識することができない。4つの力の統一理論完成に向け、理論物理学では高次元宇宙存在の必然がある。まずは5次元宇宙の実在を観測結果として知りたいところだが、それはもう少しだけ先のことになりそうだ。2012/02/10
樒
4
漠然と知っているつもりでいる「次元」というものに正面から向き合い、定義を問い直せます。親しみ易い角度を提供したりしていて、面白いです。只、まだ理解出来たとは言えないので、再読の必要ありです。つい3次元に別の軸の可能性はないのか等と想像してしまった子供時代がある方にはお勧め。2010/03/20
藤里恋樹
4
こんなにやさしく丁寧に解説してある本は他にはないかも。数式をまったくと言っていいほど使わずに解説しているのところが凄い。少しでも興味がある方はぜひ。2009/09/09
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- 和書
- 圧縮性流体力学