内容説明
武士道とは、死ぬことと見つけたり―これは、死に身になって生きよ、ということである。佐賀藩士・山本神右衛門常朝の物語『葉隠』には、近世武士の心構えが説かれ、時代を超えて人の心に訴えかける。作家・松永義弘が現代語訳する『葉隠』の神髄。
目次
1 『葉隠』の成立(『葉隠』の構成;『葉隠』の口述者山本常朝;筆録者田代陣基 ほか)
2 鍋島家の成立(鍋島化猫騒動;藩祖鍋島直茂;直茂のおうらみ状 ほか)
3 葉隠の世界(鍋島侍;死に身;死に狂い ほか)
現代語訳『葉隠』(抄)
著者等紹介
松永義弘[マツナガヨシヒロ]
1928年、佐賀県生まれ。1954年、日本大学法文学部史学科卒業。作家
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