内容説明
我々人類は地球史上地質学的に異例の大変動のない平静な時期に発展してきた。しかし、地球規模の大災害は文明の出現以前は何度も起きていた。我々の行く手には地球生物を絶滅させる大規模な噴火、地震、津波、惑星衝突が待ち受けている。
目次
第1章 ハルマゲドンを待ち受ける
第2章 火と氷―噴火の冬
第3章 波よさらば―水のもたらす死
第4章 揺れ、ガタガタ、うねり―大地震の到来
第5章 神の鉄床―この世の地獄
著者等紹介
マグワイア,ビル[McGuire,Bill]
ロンドン大学地質学教授、ベンフィールド・グレイグ災害調査センター所長。1977年以来、世界中の火山研究に従事し、’98年にはマンチェスター火山観測所科学主任でもあった。地球物理に関連した80以上にわたる記事や著作があり、しばしば英国のテレビ・ラジオに登場している
河合宏樹[カワイヒロキ]
1946年、広島県生まれ。東京大学文学部卒業。現在はフリーランスのライター兼翻訳家として、サイエンス関係の分野で出版活動を行っている
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