出版社内容情報
60点をこえる星座や星雲の超大型天体写真に加え、古代の人々の星への思いと現代天文学の成果を結びつける、すばらしい解説が盛り込まれています。
内容説明
本書の主役は、過去約30年にわたり乾板やフィルムを使った天体写真技術の最先端を切り開いてきたマリン氏の、最高の作品群ですが、役者はそれだけではありません。古代の人々の星への思いと現代天文学の成果をつなぐ彼の文章もすばらしく、また引用された詩やスケッチや星座絵にもまた、時代と立場を超えた人々の思いが込められています。ページをめくるたびに、まるで美しい交響楽か協奏曲が響き出すようなのです。
目次
1 オリオン座といっかくじゅう座
2 アルゴー号
3 天の南極
4 へびつかい座とさそり座
5 いて座
6 ケンタウルス座からかみのけ座まで
著者等紹介
マリン,デイビッド[Malin,David]
アングロ・オーストラリア天文台の天文学者で、これまでに200編以上の科学論文や解説記事と5冊の本を著している。彼の撮影した天体写真は、世界中で展示され、本や雑誌(ナショナル・ジオグラフィック誌やライフ誌を含む)の表紙をかざり、CD-ROMや映画(最近では『コンタクト』)にも使われている。オーストラリア在住
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