目次
第1章 犯罪発生の特性とは何か
第2章 社会学における主要な犯罪理論
第3章 心理学における主要な犯罪研究
第4章 生物学における主要な犯罪研究
第5章 縦断的追跡研究における犯罪研究
第6章 学際的領域における犯罪研究
第7章 日本の矯正教育と根拠に基づいた処遇
第8章 犯罪予防の研究
第9章 被虐待と発達障害との関連
終章 今後の日本の歩むべき方向性について
著者等紹介
松浦直己[マツウラナオミ]
東京福祉大学大学院教育学研究科教授。学校教育学博士(兵庫教育大学大学院)。医学博士(兵庫医科大学大学院)。専門は特別支援教育、発達障害、少年非行等。神戸大学教育学部卒業後、約15年間の小学校教諭を経て現職。言語聴覚士、学校心理士スーパーバイザー、特別支援教育士スーパーバイザー、専門社会調査士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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るい
4
非行・犯罪心理学の、これまでの研究や学説が網羅されていた。犯罪の統計から、知能との関係まで、幅広い。また、多くの論文が紹介されているため、さらに詳しく学ぶこともできるようになっていた。入門書としていいかもしれない。2016/01/25
鉄竜
1
日本は少年犯罪が激減しているが、原因は定かではない旨。初学者向けに安易な疑似相関に惑わされないよう注力している様が浮かび上がってきたのはよかった2022/07/28
Yukako Uehara
1
ひろい読みした。かなり幅広く紹介されているから、タイトル通り非行・犯罪系の本のガイドブックとして使える。