教育社歴史新書<br> 日本の女性名 〈上〉 歴史的展望

教育社歴史新書
日本の女性名 〈上〉 歴史的展望

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  • サイズ 新書判/ページ数 344p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784315401813
  • NDC分類 288.1

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wang

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歴史資料を精査して女性名を収集しその傾向を時代的変化とともに述べた書。大変な労作。特に平安時代以降は次第に女性の地位が下降あるいは政治経済の表舞台から隠れるようになったため実名が記録されることが減っていった。その中での収集分析は大変な仕事。実名忌避に加えて読みの残る例も少なく歴史状なの知られた人物でも実名のわからない例は多い。紫式部などもその一人。高級貴族の子女であっても実名をつけられなかったり、つけても大姉、二子などや氏女などぞんざいなもので通した者が多いのは以外。2014/11/27

アル

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豊富に挙げられた実例が興味深い。 元は男性名だった「~子」が奈良時代に女性名化し、平安時代には完全に定着する一方、古来からの女性名「~女(賣、読みは「め」)」もずっと生き残るものの、鎌倉時代には「女」の読みが「にょ」に変化しているなど、時代による変化も面白い。 2013/12/31

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