出版社内容情報
治療の目的は、「人前で顔が赤くならない」ことではない。
「人前で顔が赤くなるのを受け入れる」ことだ。
そして、それを他人に気軽に話せるようになることである。
●ドキドキして会議で発言できない
●初対面の人と話ができない
●人から見られていると字が書けない
●人前で赤面するのが怖い……
対人関係において、不安や恐怖(社交不安)を感じる人は多い。どのような形で現れるかは人それぞれだが、放っておくと仕事や日常生活に影響が及びかねない。
いったい何が人をそうした状況に陥らせるのか? フランスの人気精神科医が、豊富な実例や図表、コラムを交えながら、社交不安のメカニズムを平易に解説。社交不安に悩む人の「思いこみ」をときほぐしながら、克服・治療の方法を提示する。
■旧版との変更点
・新しい治療法の紹介
・類似する疾患や事象との関連の追加:内向性、身体醜形症、子どもの社交恐怖・学校恐怖、自閉スペクトラム症、引きこもり、ごみ屋敷症候群……
・コロナ禍の影響
【目次】